理科離れ 興味の先につなぐ指導を・ゆとり教育から脱却?新学習指導要領の謎、いじめ自殺問題、教育基本法改正、教員の不祥事など教育問題が注目され、教育改革が急がれる今の日本の教育ニュースを総チェック!将来の日本を背負う人間をそだてるために学校、保護者、地域、企業ができることは何か?





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〈最新教育ニュース〉理科離れ 興味の先につなぐ指導を


学力の底上げがみえるものの、弱点は克服されていない。

 公表された小中学生の全国学力テストから見えてくる課題だ。特に中学で「理科離れ」の傾向が鮮明である。結果を指導改善につなげたい。

 3年に1度実施される理科は今回、初めて全員参加で行われ、子供たちの苦手分野が顕著に出た。
例えば中学3年では、塩化ナトリウム(食塩)について化学式の正答率は8割と高いが、「5%の水溶液100グラムをつくる」のに必要な水と食塩の質量を聞いた設問の正答率は46%と低い。割合や規則性を問う問題が苦手な傾向は、算数・数学でも共通している。

 併せて行われた意識調査では「理科の勉強が好き」との答えが小学6年で8割を超えたが、中3では6割にとどまる。授業内容が「よく分かる」中3生徒は小6に比べ20ポイント以上低かった。

 学年が上がると数学的な要素も加わり、理科嫌いが増える傾向は長く指摘されてきた。体験型授業などの工夫が求められてきたが、効果が出ていない。試験管の中で「手品」のように物質の色が変化するといった実験は子供たちの興味をひくが、教師が指示するままの作業に終わっていないか。

 実験の目的は何か、課題解決のためどんな実験が必要か、といった観点の出題は正答率が低い。興味の先にある学習にどうつなげるかを考えてほしい。

 科学立国を支える子供たちの教育に知恵を絞りたい。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)のように子供たちに最先端の研究に触れる機会をつくる取り組みも行われている。魅力ある研究に数式が欠かせないことを知れば勉強する意欲もわくだろう。

 科学の進歩で技術が難解になり理科離れが進む問題もある。科学の魅力を十分教えられる教師を多く育てたい。

 全国学力テストは、「ゆとり教育」で学力が低下した反省から、国語、算数・数学で毎年実施され、成績下位の自治体が上位に学ぶ効果が表れている。成績上位の秋田、福井、富山といった県では理科の成績もよかった。

 基礎学力の重要性も改めて認識すべきだ。個人や学校別の課題が分かる全員参加のテストの利点を生かし、さらに活用したい。

 ちなみに、先の食塩水の問題の正解は水95グラムに食塩5グラムです。
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